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Serph

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Serph(サーフ)は Dance/Electronica 作曲者です(別名義に Reliq, N-qia (unit) があります).多彩な音源を使用したクリアな曲調が特徴で,かなりいい感じです.Toytronica というジャンルとも近そうです.経歴は不透明な部分が大きい,謎に包まれたアーティストです. 今所持している音源は 2nd「vent」,4th「el esperanka」の 2 枚だけです. 代表曲として挙げるなら,まず「 feather (リンク先: overdrive version)」でしょう.これはアルバム vent に収録されています. でも,個人的に好きなのはアルバム el esperanka の方なのでそっちを紹介します.取り敢えず トレーラー動画 を埋め込みます. 多分そこそこ推しであるところの M-2 よりも,アルバム後半の方におもしろい曲が固まってると思うんですが,どうなんでしょう. M-4「vesta」 M-5「parade」 M-6「shift」 M-11「vitt」* M-12「rem」 M-13「crystalize」* あたりが今好きな曲です(* 印は特に好きです).聴いてみてください. 後でいろいろ加筆する気持ちで,短いですがとりあえず記事を公開します.

変拍子

大手検索エンジンで「変拍子」を検索してもいまいちパッとしない結果しか返してこないので腹が立って記事を書くことにしました.変拍子を表現として取り入れている好きなアーティストをリスト的に羅列するだけの記事です. マスロック(Math Rock)やポストロック(Postrock)で検索すると色々出てくるんですが ,これらだけが変拍子ではないので一応この記事の意義はある気がします. 括弧書きは迷ったものです.ハイパーリンクはこのブログ内の記事へのリンクです. ・the cabs ・ COgeNdshE (・DALLJUB STEP CLUB) ・ downy (・fox capture plan) ・How to count one to ten ・ jizue ・ Lau ・LITE ・Marmalade Butcher ・nuito ・People In The Box ・toe ・tricot ・Wozniak ・ 宇宙コンビニ ・ハイスイノナサ 後で書き足すかもしれません.以上です.

Prvni Hore

日本ではあまり知られていないシリーズ.今回はチェコの変なバンド,První Hoře(プルヴニ ホジェ)の紹介です.発音は Google 先生に聞きました.意味は「最初の悲しみ」らしいです,これも先生に聞きました. (あと記事タイトルは環境依存文字を避けておきました.) ジャンルは Futuristic Punk Jazz とか Alternative Crossover とか言われていますが,Crossover とあるように Rock, Punk, Metal から果ては Muset までごちゃ混ぜです.これは一度聴いてもらわないと分からないと思います. アルバムは bandcamp  に 4 枚確認できますが,一番のお勧めは 3rd の「 Lamento 」です(当たり外れが大きいです).取り敢えず M-4 の「 Naruby 」の動画へのリンクを張っておきます.次に聴いてほしいのがアルバムタイトルにもなっている M-2「Lamento」です.これは上のアルバムへのリンクから飛んでもらえればと思います. 面白いバンドだと思うので一度聴いてみてください.以上です.

Lau

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日本ではあまり知られていなさそうなバンドを積極的に紹介していきたいです.今回は Lau(ラウー)です. Lau はイギリスのスリーピースバンドで,主とするジャンルは Celtic Folk, Celtic, Folk です(ケルトです!).名前の由来の "lowe" はスコット語の方言で,英語にすると "natural light" に相当するようです [1] . 調べるとアルバムを 4 枚出しているみたいです(iTunes には 1st しか置いてなかったんですが……).1st から順に Lightweights and Gentlemen (2007) Arc Light (2009) Race the Loser (2012) The Bell That Never Rang (2015) となっています.所持している音源は 1st (Bonus Track Version) なので,今回はそれについて書きます. M-1 に置かれている曲「 Hinba 」がとてもいい曲なので Live 動画を埋め込んでおきます(CD 音源も探せば見つかるかもしれません).もともと北欧系の民族音楽は変拍子と相性がいいんですが,Hinba ではかなり現代的・前衛的な拍子の取り扱いをしています. ついでに iTunes への リンク も張っておきます.M-3 の「The Lau Jig / The Créche Jig」 (昔は The Jigs というタイトルだったのに変わってますね) で自分は Lau を知りました.時間は長くはないですが iTunes でいくらか試聴できるので,気になったらチェックしてみてください. Spotify に沢山音源がありました.無料だとシャッフルでしか聴けませんが Lau で検索して出てくる完全一致の最上位アーティストを見れば OK です.あるいは Lightweights and Gentlemen とアルバム名で検索した方が速いかもしれません.(他のアルバムを聴いたら追記するかもです) 以上です.

downy

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downy(ダウニー)について書くのは憚られるところがあったのですが,ここに並べないのもどうかなということで書きます. downy 愛好家に頼もうとしたら「記事が無限に長くなる(大意)」と言われたので,書いたものを見せて監修してもらおうと思います(追記: 特に何も言われませんでした). downy は日本の Postrock バンドで,進化し続けるバンドです.活動期間は 2000-2004, 2013- と,間に長い休止期間を挟んでいます.便宜的に前者を前期,後者を後期と呼びます. downy の制作アルバムはすべて無題(タイトルが記載されていない)であり,何番目のアルバムであるかで区別されます (大手音楽ソフトのデータベース上では「第 N 作品集『無題』」というアルバム名のようなものが付いています) .2017 年 5 月現在までに,前期に 1st - 4th,後期に 5th - 6th をリリースしています.また 5th を出した後に,前期のアルバムのすべてを「再発」として再リリースしています.他にも 5th のリミックスアルバムなどを出しています. まず初めに話すのは Vo.&Gt. の青木ロビンさんについてです.downy の曲にはすべて日本語の歌詞があるのですが,その歌唱はスキャットに近く,日本語には聞こえにくいものです.またその内容も印象を強調した文学的なもので意味を取るのは難しい(意味のない)歌詞になっています (これも魅力の 1 つなのでチェックしてみてください) .この独特なヴォーカルが downy の変化し続ける音楽性に,ある種の一貫性を与えている大きな要因だと思います. 次にリズム隊です (ドラムスの怪我による脱退で,3rd からは秋山タカヒコさんがドラムスを担当しています.そのため 3rd 以降を基準にして書きます) .変拍子やポリリズムやスリップビートなど複雑なリズムをタイトにバシッと演奏するのが downy です.でもその中にグルーヴは残っているんです.この辺りは聴いてもらわないと伝わりづらいかもしれません. 音楽性が大きく変化したのが 4th で,暗く不気味な雰囲気を演出していたギターが打って変わってメロディとして前面に出てきます.5th からはシンセサイザーがいくつかの曲にに大きく取り入れられ,6th では...

Geskia

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Geskia(ゲスキア)は Beat Scene, Electronica 方面に強いアーティストです.Geskia! 名義のときもあります. 経歴を調べ上げるのが面倒だったので CD 音源を持っているアルバムの名前を挙げます.「President IDM (2nd)」「Alien (3rd)」「Silent Of Light (6th)」「SFIMT (7th)」の 4 枚です.アルバムごとに作風がそこそこ変わるので,これが彼の音楽ですと挙げるのは難しいところがあります. President IDM: Electronica 寄り?の Hip Hop のアルバムです.ところで IDM (Intelligent Dance Music) ってこんなんでしたっけ(調べたら実験的なものも少なくないみたいです).Hip Hop が好きなら一度聴いてみる価値ありかもです(果たしてこれは Hip Hop なんでしょうか). Alien: ビートが前面に押しだされた Techno 方面のアルバムです.Breakbeats を知っている人なら似た雰囲気を想像してもらえると少し近いかもしれません (TaQ の音楽が好きな音ゲーマーは気に入ると思います). 参考動画への リンク を張りますがあまり音質は良くないです. Silent Of Light: [オススメ] 一番聴いているアルバムです.都会的な冷たさと優しさを感じる HiFi な Electronica が特徴的です.アルバム全体で一つの世界観があるように感じられます.好きなので曲へのリンクを張ります.「 Constract Contrast 」という曲です(本当は CD 音源で聴いてほしいです). SFIMT: Silent Of Light から独特の進化を遂げた Electronica 方面のアルバムです.これも好きなので動画を埋め込みます.「 Afterhours 」という曲です.Silent Of Light と比較してヴォーカルサンプリングを多く取り入れた実験的なサウンドになっています. CD 音源で聴いてください.以上です.

宇宙コンビニ

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宇宙コンビニは京都発の 3 ピースバンドで,とってもユニークなバンドでした.残念ながら現在は解散してしまっています. 音楽のジャンルは Progressive Pop と 公式 HP に書いてありますが,もう少し丁寧に表現すると幻想的・宇宙的な Math Rock に近いなにかです.でも曲調は Pop なのでやっぱり Progressive Pop でしょうか.中には instrumental 曲もあります.うまく言い表すジャンルが無いのは個性的であることの証左だと思います(自分が知らないだけかもしれませんが……). 2013 年 10 月に「染まる音を確認したら」,2014 年 8 月に「月の反射でみてた」というミニアルバムをリリースしています.音楽性はこの 2 つのミニアルバムを通しておおよそ一貫しています.どちらがおススメかと聞かれるとすごく難しい質問になります. タッピング奏法による柔らかく細かなギターのメロディと,癖になるテクニカルなリズム構成の上に,ふんわりとしたヴォーカルが乗るのでもう最強です.癖になったらおしまいです.定期的に聴きたくなります. 魅力を伝えるには普通の MV より Live 映像の方が適していると思ったので「 Last Live "EverythingChanges" 」を埋め込んでおきます.流れるように入る 3 曲目(4:19-)の「8films (染まる音を確認したら)」は途中から本来の曲のテンポの 1.3 倍くらいで演奏し始めるので是非見てみてください.パッと想像するより速いと思います. あと「 EverythingChanges 」単体でも動画を埋め込んでおきます. ついでなので iTunes への リンク も張っておきます. 以上,気になったら是非是非チェックしてくださいませ.